フランスの移民語学学校について２

若干、思い出してしまう衝撃の授業二日目。

フランスの地理の勉強でした。

フランスに流れてる河を書き込んでいたのですが答え合わせの時に

シリアの男性が河はどっちから流れてるんだ！？と先生に質問し

先生は一瞬、ん？となっている隙に男性立ち上がり

内陸からだろう！と黒板に行って全部に海に向かって矢印を書き

みんなが　あー、そうだよねみたいな雰囲気の中満足して席に戻って行きました。

またこの人、ロシアの男性に国土はどれくらいなんだ？

ロシアからアメリカまで何キロだ？

って聞くんだけど、そんなのロシアは大きいからどこからかで全然違うよ

とかいう話のあと、みてみろ！とシリアの人が世界史地図をさして

ロシアとアメリカの距離がわかればこの地球の円周のkmがわかるだろう！とか言って

みんな？？？？？ってなってるのとかめちゃくちゃ面白かった。

わかるか！？知ってどうするんだ！

あと若干ヒヤヒヤする場面も書いておきます。

ディスカッションの授業で、フランスに来る前と来てからの印象は変わったか？

どんなイメージを最初は持っていたの？って質問に対して席順で答えていったんだけど、

私の隣のアルメニア人のマダムがパリは思ったよりブラックとアラブだけで純粋なフランス人

はあまり居ないって言ったんですよ。

沢山のアフリカ人とシリアの人の前で。。。皆んな一瞬　凍ったよね。

先生は、いやいや、気をつけて、でもフランス人だよ。って言っても、アルメリア人

どんどん墓穴掘って いや、でも顔とか違うし みたいな感じで そしたら皆んな国籍は

肌の色じゃないよ今は2019年だぜみたいな言い合いになって、でもアルメニア人もだって

アルメニアでは黒人の人と結婚する時いろいろ反対する人がいるとか言ったり、すごい話に。。

ここでいうなや〜って私はずっと隣でドキドキしていました。

しかもそのマダム、皆んながあーだ、こーだ　意見をぶつけてる時に

ねぇ！あなたアラブ人でしょ！あなたの娘が私の息子と結婚したいって言っても私は全然反対しないから！

って叫んで言ってるし。。

めちゃくちゃ上から目線。でもシリア人は笑ってた。もうなんだろう言いたい放題、カオス。。。

これには先生ももうダメだと思ったのか、もうこの話は終わりにして次ねっ！って切り替えてました。

私は次に意見をいう人だったのですが、フランスは全部おしゃれで食べ物も美味しくてとか

めちゃくちゃステレオタイプなフランスのイメージを言おうとしていたので、

バカがばれなくて良かったと思いましたわ。

日本て平和だな〜。

今日は午後からです。どうなることやら。