Bonjour! 🇫🇷家族で生活 ~ France NANTES~

なかなかできない経験の日々を徒然と記すことにしました。

フランスの移民語学学校について3

はぁ、とりあえず今のクラスの授業が終わりました。

私はあと来週、三日学校にいけば終わりです。とりあえず。

この一週間も非常に濃い授業内容でした。

移民フランス語学校なのでフランスの法律とかを

勉強しながら議論する場面もあるのですが、(文法とかもっとやって〜。。。)

結婚についてのところでホモセクシャルの結婚とかについて説明があったりして。

それについてどう思うか、

自分の国ではどうだ?と当然議論になったりします。

これでもまた個人の考え方が違うんですよね。

一人の人は、絶対ダメだ的な事を言っていましたね。子供に説明できない!と。

それについては白熱していましたが

大概の人は、気にしないよそれはその人の考え方だしリスペクトしなくちゃって考え方でした。

でも先生は、多様性を認められない人には(厳粛な宗教色が強い国の人が多い)

それだとフランスの論理には合致しないよ、フランスの自由、平等、博愛の精神が

大事だよと教えていました。

徹底しています。語学学校っていうか、フランス人になる為のプログラムですね。

そういうところ本当にすごいと思います。

ずっと日本に暮らしていると宗教とか全く考えないじゃないですか。

お葬式くらい?だからいかに日本も別の意味で特殊だなってわかりますが宗教ってなんだろう?

といろいろと考えてしまいました。

 

それと、スーダンの若い黒人の男性。どうやってフランスに来たかって話(交通網の勉強があった)をしていたらですね歩いてきたって言ったんですよ!イタリアから。

まずスーダンからボートでイタリアに入ってイタリアから歩いて国境を渡って来たって。

ニースにいたりそこからは電車でいろいろ点々としながらナントに来たわけです。

でも英語が少し話せるからイギリスに行きたかったんだけど、ものすごい入国が厳しくて

諦めてフランスに留まることにしたんだって話をしてくれました。

祖国に両親と妹2人と、弟2人がいるんだって。一人でフランスに来たって。

なんで来たかは話さなかったけど、涙出そうになったわ。。。

本当にヨーロッパの、移民(と言うか難民なのかな?)の問題が浮き彫りになっています。

でも皆んないい人なんだよな、、、

それでも考え方や文化の違いを一部受け入れられない世界の厳しさの裏側も感じ、、、

でもそれでも受け入れていくフランスの社会は大人で成熟しているなと感じました。

 

ところで、話は変わりますがフランスのシンボルを教えてくれた先生が可愛くって

素敵〜〜〜ってずっと授業中思っていました。格好はめちゃ普通だけど。

自由、平等、博愛ってフランス語を何回も唱えるんですけどフランス語の発音と相まってめちゃ素敵。。。笑。

なんか優しい上に強いんですよね。折れないっていうか。

自分より年上のいろいろな国籍の男の人たちを一瞬で黙らせるんですよ。

インテリジェンスな強い女性はかっこいいです。