移民語学学校終わった!
終わった〜〜〜〜。最後は面白い映画で終わりました。
映画名、
Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu ?と言うお話。邦題は最高の花婿。
4人の娘たちが次々と、ユダヤ人、アラブ人、中国人、そして最後の娘は?と言うフランスの多国籍な一面を捉えた映画でなんとフランス人の5人に1人はみているという映画らしいです。
新しいクラス(3日間だけだった)に沢山のスーダンの人がいましが、
最後の日はスーダンで30年間も独裁を続けていた悪い大統領が退いた歴史的な日だったみたいでスーダン人の人たち狂喜してました。
スーダン、、、、、、て国、、、知らなかったな〜〜。
しかし、映画で中国人の人が出てたんだけど出てくるたびに私を見て
日本人?日本語?カンフー?とかいうのやめろ。映画みろ。
中国人と、韓国人と、日本人はどうやって見分けるのとか話になった時に私にも結構顔だけだと難しい。着てるものとか、髪型とかメイクでわかるかな〜でも君たちアフリカ人も私には同じに見えるよと言いました。
それから、これ書くの忘れた。付け足し。
ソマリアから来たマダム。全身スカーフ?に覆われているため見えてるところが顔しか見えないんですが皆さんに愛されているキャラ。
その人が、映画の感想を話していた時に、尻が、尻がって言うんですよ。
映画の中に3秒くらい女性の後ろ姿でTシャツにパンツは履いてるけどお尻が映るシーンがありまして、それに全部意識持って行かれていたみたい。
要は、他人の女性のお尻を映像でみたのが産まれて初めてだと思う。
(推定55歳くらいかな〜)そういうのも本当に国によってはものすごいギャップなわけで同じ場所で同じ教室にいるだけでなんかすごいアート作品みたいな感じです。
そしてなぜか最後にはスーダンでは四人まで妻が持てる、俺のお父さんは子供が25人いる。
それが普通だ。日本は一人しか持てないの?とか言われた。
モーーーー。持てないよ!!!!!そしてあんた達、フランスいるからそれダメだから!!!って突っ込みたい気持ち満載。もうどんだけ文化違うの。
本当にこんだけ違う背景をまとめ上げる先生尊敬します。
とりあえずものすごい濃い二週間でした。。。
驚かない日なかったわー。お疲れ、私。
あぁ、そうだこれも。火曜日に新しいクラスに行った時1日だけ違う先生だったんですがめちゃくちゃ怖い先生で(推定30歳くらい)なんか異彩を放っていたので付け足しで書いておこうと思います。
この先生、黒髪のロングヘアで服装などもおしゃれなのですがティアドロップ型のメガネをしていてめちゃくちゃ厳しい。アルジェリアのマダムがテストに動揺して落ち着きがなかったのを罵倒。マダムは泣きべそをかきながらクラスを一時出て行ってしまいました。。。うへ〜〜。
そして映像をみていた時にアフリカの人がそちらをみないで携帯をみていたら日本の三倍はある修正テープを思いっきり投げつけて罵倒。。めちゃ怖い!!!!
そんな先生もいます。。先生も濃いんだな。でも、黒板に書いた説明するための絵が割と下手で、ちょっと面白かったです。
ところで、移民局に行った時のお話。
ちょっと驚きだったんで、忘れないうちに。
健康診断あったんですけど、黒柳徹子さんをフランス人にして白衣着た可愛いおばあちゃん先生から、もう年だし、子供も二人いるしって言って
避妊の説明を受けました。そして私の知らない避妊方法も書いてあるパンフレットをもらってただでいろいろ買えるからお医者さんに行ってねって言われた〜〜〜。
すごくない?でも確かに大事なことだよね!!って思ったし。
この年でガン検査とかそういうのの説明受けることはあっても避妊方はびっくりした。
さすがフランス。
日本てあんまりそういうの赤裸々に話さないし、男性任せにしていたのでこういう話を若い頃からされるフランスってやっぱり性に開けてるし、個人主義だなーとか。
しかし女性も自ら自分の事を守らないとだよね。もちろん、男子も気をつけることは前提だけど自分の身体を知って対策をすることは大事だな、ウンウンと思い知らされました。
そして、、、それが終わったら東京は福島から何キロ離れていたのか?と質問されました。びっくりしてなぜ?と聞いたら放射能が心配だからって。。
これにはショックなり。。よくよく聞いて見ると、チェルノブイリの時にフランスはきちんと放射能検査したと言う話をされて、あなた達も一応したほうがいいよ、と言われました。
そして多分チェルノブイリの時若かったおばあちゃん先生は気がかりで言ってくれたんだと思けど、、検査には行けるかわからないが、忘れないように記録しておこうかと。
とりあえず、日本はとっても遠い国だよね。本当に世界は広いなり。
良い経験でしたがいろいろとメンタルにも来る事が沢山ありました。
また一歩一歩進む。