フランスの公立の小学校 1
Bonjour!
さて、バカンスも終わり息子たちの行っている学校も今の学年は残すところ
二ヶ月となりました。
フランスは7,8月と丸々二ヶ月お休みです。そして新しい学年が9月から始まります。
えーと、色々フランスの学校についてまだよく分からないところも多いのですが
まずはびっくりしたのが、小学校は5年間で中学が4年間なんですね。
だから、うちの最初の息子はあと何ヶ月かで中学校に行くのです!日本で渡仏の事を考えていた時は、これ、知らんかった。。。
行っても小学校あと2年あるしくらいに思っていた去年。
考える時間あまりないじゃん。。。と色々諦めました。(早)
後ですね、私立も公立もあるんですが、対して値段が変わらない。そして誰に聞いても
うーん。。。あまり違いはなくて学校による。。。との事。
私立では、先生のストライキがない、基本的にカトリック、そして水曜日はお休み、、が大まかな違いみたいです。
ま、うちは私立空きがないという事で断られまして普通に公立の小学校に行っています。ただ、中学以上は公立から私立に移動はあっても私立から公立はあまりないらしいです。
よく分からないので
ヘーーーとしか言えないですが。
とりあえずやってみて、えっ!そうなんだって思うことが多いです。
そして頭の良い子は飛び級し、落第もあるという恐ろしいシステム。
中学行くのもテストがなく、全部普段の成績表でいける中学が決まってしまうという
まぁ、よく言うと諦めがつくシステムになっております。
(中学はほとんどの場合行けますが、高校がシビアかな)
時間は8時45分から3時45分まで。
そしてお昼休みも長くて一時間半かな。
近所の子はお昼は家に帰って食べる子もいます。
親としての関わり合い方は、これは説明がとっても難しいのですがとりあえず
日本の小学校と比べてしまうと
全くイベントがなく(1年に1回だけ劇か音楽見にいくのはある)、
PTAも強制じゃないし、(たまにこれ手伝ってください〜とお呼びがかかる)
授業参観もないし、入学式、卒業式もないし、運動会もないし、
林間学校とか修学旅行とかもない。(これは学校によってというよりも先生によってという事が判明しました)
そして宿題もあんまりでないし、ないない尽くし。
遠足はありますっ!
たまに普段なんにもないから油断してると大事なことがフッっと入ってきてめちゃ慌てるってイメージ。笑。
毎日、日本の小学校では明日、何持って行って、明日の宿題はこれで、
明後日、授業参観、子供が二人だと別々のイベントがそれぞれにあって、
毎日、、、それを全部母親チェックで分刻みでやってたイメージなんですがそういうのは本当にない。。。。。
帰る時間も日本て学年によって違うし、毎日、毎週チェックしないとダメだけど、二人とも毎日同じ時間に帰ってくる。
バカンス明けもいきなり普通の時間だしね。
そうやって過ごしていると はっ!明日からバカンスだね〜〜〜みたいなのが二ヶ月毎にきます。
子供の方も、なんの係もないし、掃除当番もないし、給食当番もないし、夏休みの宿題もないし、毎日淡々とちょろっと10分で終わる宿題をもらって、勉強のみ?して5時くらいに帰ってくる。
ぶっちゃけ。。。楽ですが、親にも自主性とオーガナイズする力がフランスだとさらに必要かも!と最近は思っています。誰も何も言ってくれないし、親が自分で動いて情報とってこないと何も教えてくれない感じがフランス。心配なら学校に話がある!と行って先生と話さないと何も教えてくれません。市役所も。でも行くととても丁寧に優しく話してくれます。そこが最大の違いかな。
放置だと本当に放置になってしまう!
先回りシステムは存在しないんですよねーー。
最初その情報を取るという事がとっても大変でした。
ということで、日本と本当に180度違います。
割と日本の小学校ではママ友と子育てしてたってイメージなんですが、こっちでは本当に家族単位で子育て。
家族も様々でママが働いてて、パパが家事の家庭もあるし、結婚してない家族もいるし、養子の家族も、ホモセクシャルのパパ、ママもナチュラルにいます。
国籍もバラバラだったり宗教も違う家庭が公立の小学校では皆んな一緒に勉強しています。すごい不思議で多様性。
でも問題ももちろんあるし、大変だけど全然システムが違うと言う事で。
また学校について書きたいと思います!
では!