フランスで遠足の付き添い
Bonjour.
何だかとっても寒いフランス。今日はダウンを来て外に出てしまった。
お腹下したし。
さて、先日次男(小学校三年生)がナント市の美術館とピクニックに行くというので
付き添いに行ってきた。
一昨年くらいにリニューアルされた大きな綺麗な美術館。
ちょっと早起きしておにぎり弁当作り。
ちなみにですがフランスでピクニック遠足は結構あるのですが、
ほとんどの児童がサンドイッチにりんごとポテトチップみたいな感じでして、
卵焼きとか、タコウィンナーとかは全くない。。。
一度長男が、初めておにぎり弁当を持っていた時、それはスシか!!!と。。
驚かれたようです。笑。
遠足ですが、8時半に学校に集合してその時に先生に五人のグループを見てね!
と小さな名前の書いてある紙を渡され、
その子達から目を離さないでね!
と言われたのですが、まずは顔と名前を覚えるのがめっちゃ難しかった!
次男を同じグループにしてもらったので何とか乗り切り。。汗。
公共のバスを乗り継いで街中の美術館に行くのだが、すし詰め状態のバスの上、子供、めっちゃうるさいし、、ポールで何かするし、
痴話喧嘩みたいのもするし。
本当にシーシーっつっても最初は聞いてたのだが段々聞かなくなり。。
いろいろなフランス人の一般の方に睨まれたり。汗かきました。
フランスでもやっぱりダメなんですね。
怒鳴って怒るおじさんとはさすがにいなかったですが、迷惑そうな顔はされましたよ。
で、美術館についたんですが、閉まってて。。。。何故開館時間を調べないのだ!!で、すごい雨が降ってきて、、、小さな軒下で全員で雨宿りしてたんですが、もう子供が限界。寒いし。
そしたら先生が。皆んな!歌いましょう!!
と言って
その場で合唱、、、、
スゴいテクニック。
みんなの歌声が終わる頃には晴れ間が。
みんなの歌で晴れたね!って、、、でもまだ開いている時間ではないので
時間つぶしに教会へ。
その時に、キリスト様の絵を書いたり、熱心に見る子供たちを見てやっぱりフランスってカトリックが根付いてるなぁと思いました。
日本もそうですかね?
そうでもないよね。
何気に仏像とかより、神道の方がしっくりくるなぁ、私、、と最近きになるトピックです。
でも寺の中って小さいから全員雨宿りはできないね。
その後美術館に!
少人数のグループに分かれて行動し、
名画などの前で先生が用意したものにいろいろ書いたりする感じでした。
日本だと社会科見学みたいな感じ?
そうだ
20年前くらいに初めてヨーロッパを貧乏旅行した時にパリのルーブルに
行ったのですが、作品や雰囲気にもとっても感動したのはもちろん、
その時に小学生くらいの子供たちが熱心に先生と教科書に載っているような
名画の前で説明を聞いている風景も印象に残ってて。
絵なども好きだったので、こんな小さな子たちが小さい頃からこんな歴史ある建造物の中で本物の絵を見て説明を受けてるフランス!
流石美術の中心だ!!!!
かっこよすぎるだろ!!!って憧れたなー。
まさに、20年?たった今自分の子も混じってまさにその光景を引率できて私は感無量。
絵のテクニック、構図から歴史のお勉強、感じ方まで全部つまって
なんだか歴史の重みを感じる内容です。
勝手に美化はしていますが。
しかし、日本みたいに柵とかなくて絵にめっちゃ近くて若干ヒヤヒヤしましたけど
触ろうとして、物凄い怒られた子供もいましたね。でもなんか余裕の感じ。人も少ないし。
で、見終わったらすっごい土砂降りの雨で、、、近くのすてきな公園でピクニックを
するつもりがあえなく学校に帰ってからということでバス亭に。
もうこの辺りで私あまり着てこなかったんですがすっごい寒くて!!
傘だけは持っていた!よかった!感心された!しかし6月の天気なめてました。。。
しかも乗り換えのバス亭で15分くらいバスを待っていたのですが、風と雨がすごくてまさかの台風みたいな感じで傘はひっくり返るしで
最悪なことに!
全身びしょびしょ。
学校について、寒いし濡れすぎていて、すみません!家に帰ります!って言って
お弁当は家で食べました。
ぐったり
でも美術館はゆっくりまた行こうと思います!やはり欧州の美術館は圧巻です!人少ないから集中できます。贅沢空間。